税理士インタビュー

Q1.「No.1もいい。でもOnly1はもっといい。~あなたのためのオーダーメイド応援団」とありますが、このコンセプトはどのような背景から生まれたものでしょうか。

よく、名古屋No.1とか、税理士業界No.1など、○○No.1を謳っている会計事務所がありますよね。あれはあれで凄いと思います。数とか、量とかでトップを取るということはそれなりの信用とか抜きんでた点とかがなければ成し遂げられないものなので。だからNo.1もいいと思います。
でも、YUiNAS津田亜希税理士事務所ではお客様にとってのNo.1になることは名古屋でNo.1になることや税理士業界でNo.1になることではないと思っています。お客様のニーズに合わせた、また、お客様の成長に合わせたサービスを提供することでお客様にとってのNo.1になることができるのではないかと考えています。ですから、お客様1件1件に合わせたサービスをオーダーメイドで提供し、応援団としてサポートすること、つまりお客様のOnly1であることが各お客様のNo.1になれることだと考えています。
結果として、Only1はもっといいということになるのではと考え、日々精進しています。

Q2.「男性の考え方も女性の気持ちも理解できるunisex税理士」とはどういった意味なのでしょうか。

これについては色々な反応がありました。単純にキャッチフレーズいいね!と思う方ばかりでなく、私が見た目は女性だけど実は男性なの?と考える方が少なくなかったのも事実です。
unisexというキャッチコピーについては、私としては特に深い意味を持たせたつもりはありません。ただ単に、税理士にキャッチコピーをつけたら面白いかなとか、覚えてもらいやすいかなとかいった安易な考えでunisex税理士というキャッチコピーをつけました。
私はこの業界に入ってから男性社会との関わりが強く、男性を中心とした組織でお仕事をさせていただく機会が多くありました。その中で、男性は女性の感性とは全く異なった思考で行動するということを体感し、女性とは違ったものを求めていることが多いということを学びました。このようなことから仕事の時は論理的で、決断力のある男性的な考え方ができるようになったと思っています。とはいえ、私は女性です。女性ならではの視点やキメ細やかさも持ち合わせており、感情や感覚を大切にする女性の思いもよく理解できます。男性には男性の良さが、女性には女性の良さがあるということを仕事を通じて痛感しました。
私は仕事をする上で、女性であることを意識させられたり、男性が競争相手であったりすることを自分の弱点ととらえている時期もありました。しかし、今は違います。脳科学や心理学の勉強と様々な経験を重ねることで、相手の求めに応じて、男性担当者を必要とする人の前では男性的に、女性担当者を必要とする人の前では女性的に、自由自在に立場を変えることができるようになりました。私1人で男性の考え方も女性の気持ちも理解できる男女兼用税理士、つまり、男性にも女性にもなれるunisex税理士が誕生しました。これは私の強みだと思っています。
まだまだ、現代社会ではminority=sensitiveな事象といった考え方が根付いているように感じられます。冒頭に語った色々な反応のうち後者については私が誤解を招いてしまったと思っています。後々考えてみると、私の思惑というか、本来の意図を表現するにはgenderless税理士と言った方がしっくりきたかもしれません。今の名刺がなくなったらキャッチフレーズを再検討してみます(笑)。

Q3.初回のご相談は無料、土日祝日・営業時間外でのご相談にも対応するなど、初めての方でも相談しやすい体制が整っているように感じます。どのような理由から対応されているのでしょうか。

1.無料相談について

まずは初回の無料相談についてですが、長いことこの業界で働いてきて税理士のお試し制度が一般的でないことに疑問を持っていました。服を買いに行けば大抵の服を試着することができます。もちろん無料で。飲食物の新商品が発売されれば原価がかかるにもかかわらず試食販売などで無料お試しができますよね。でも税理士の場合、事業の大切な経理の部分や経営に関することをお願いするにもかかわらず、とりあえず顧問契約をしてみないと自分にとって良い税理士なのか否かわからない…。そんな博打なやり方が主流になっているのです。また、依頼するか否か判断するにしても安くはない相談料を払わなければその税理士にお願いするか否かも判断できない…。税理士にお願いするということはそこそこ高額な買い物をするのと同じであるのに、“品定め”ができないなんて超怖い買い物ですよね?せめてウマが合うかどうかくらいは試したいのではないのかなとずっと思っていました。ですからYUiNAS津田亜希税理士事務所では初回は相談料を無料としています。とは言え、我々も社会貢献性の高い職業とは言え、目には見えない“知識”という商品を売る商売ですので無制限に相談に乗れるというわけではありません。初回のおよそ1~2時間程度で我々を必要としているのか否かはお客様に判断していただかなければなりません。ですから、なるべく時間を効果的に使うためにあらかじめ相談や問題点を勘定書きにするなどまとめてからご来所されることをお勧めします。

2.土日祝日・営業時間外のご相談について

私もそうでしたが、開業しようとする方や起業しようとする方がじっくり腰を据えて準備することってよほどの資金力が当初からある方でないと意外と難しいですよね。役所や金融機関は平日のビジネスタイムしか対応してもらえないため、その対応をしてもらうための戦略を練る専門家との相談時間を平日ビジネスタイムに使っている場合じゃないのが通例です。また、働きながら開業や企業を準備している人にとっては貴重な有給休暇は役所や金融機関回りに使わなければなりません。そうすると、必然的に専門家に相談する時間は17時以降や土日、祝祭日の方が都合がよいということになりますよね。そんなときに専門家が対応してくれないとなったら?かゆいところには常に手が届かない・・・なんて状況になってしまい、我々の存在意義も薄くなってしまいます。ですから、予約制にはなりますが早朝、夜間、土日祝祭日こそ柔軟に対応したいと思っています。開業や起業しようとする方だけでなく、顧問契約していただいているお客様についても営業時間外でしか都合がつかないという方も見えます。営業時間外ですと対応が常に可能とは限りませんが、なるべく対応させていただけるように社内の体制を整える努力をしています。
ここからは余談ですが、このように柔軟な体制を備えており、最近では24時間365日対応可とうたっている事務所も少なくない中でなぜ、YUiNAS津田亜希税理士事務所はわざわざ営業時間を平日9時から17時としているのかと聞かれることがあります。営業時間は当事務所で働いてくれる従業員のために設けられた時間制限のようなものと捉えています。労働基準法やその他コンプライアンス違反をしないようにするためにある程度の制限というものが必要だと考えています。お客様に最高のパフォーマンスを提供し、喜んでいただくための原資として、先ずは当事務所で働く従業員が精神的に満たされる必要があると思います。自分が満たされていない状態で他人にやさしくしたり、他人のために動いたりということって多くの人にとっては難しいことだと思います。過酷な労働環境で金銭的にも精神的にも満たされない状況を作り出さないために、基本労働時間を明示することって必要だと思います。また、従業員のダラダラ残業やメリハリのない仕事を抑止するためにも時間を意識することって大切ですよね。1日は24時間しかなく、その時間をいかに効率的に利用し有意義なものにするのかということを念頭においた時間管理術の1要素として営業時間というものを設けているに過ぎません。
ですから、お客様は遠慮なく、都合のよい時間を担当者にお伝えください。全ての要望に応えられるわけではありませんが、極力お客様のご意向に沿えるよう調整いたします。

Q4.税理士紹介ページで、「多岐多様にわたる技術の進歩により恩恵を授かることができる反面、マンパワーや伝統が淘汰されていくという厳しい現実からも目を逸らすことができないのが現代とも言える」とおっしゃっておりますが、そのような厳しい状況下で経営者は何を基準に税理士を選べばよいでしょうか。

ひとことで言いますと、本質を見抜く目を持った税理士を選ぶということでしょうか。本質を見抜く目を持った税理士は情報に踊らされず、納税者のポリシーを貫いたうえでバランスのとれた納得のいく結論を導き出すお手伝いができると思います。
物事にはメリット、デメリットが存在すると思います。欠点が全くなく、全てにおいて長けているというものに私は未だかつて出会ったことがありません。ですから、メリットとデメリットのバランスが取れるところで納税者が納得することが必要だと思います。
最近はクラウド会計やフィンテックなどといった言葉を耳にする機会も増えているのではないでしょうか。我々税理士事務所や会計事務所では数字を扱う機会が多いのですが、最近はIT化が加速し様々な数値、例えばカード明細や預金通帳等がデータ化されており、その数値を会計ソフトに自動的に取り込むことができるようになってきています。これにより今まで人力で入力を行っていた記帳作用などがかなりの精度で自動入力されるような仕組みも整いつつあります。便利になりましたね(笑)。その一方で、IT化がマンパワーに代わる需要を成しているため、雇用が促進されない原因ともなっています。確かに、記帳代行という点ではマンパワーから人工知能やIT化に淘汰されつつありますが、完全自動化まではまだまだ歳月を要する…というかそこまで完璧なものはできないでしょう。最終的にお客様の実態にあった会計入力がされているかどうかという判定はマンパワーに頼らざるを得ません。また、税理士の職務というのはそもそも記帳代行ではありません。記帳代行に時間を要しなくなった今こそ税理士としての何ができるか、本質が問われる時代になったと思っています。
税理士は事務作業を代行するのではなく、税についての本質をお伝えさせていただくことが本来の職務だと思います。税金は節税すればするほど良いというものでもありません。税に限らず世の中はすべてがバランスです。税金は社会参画のための参加料のような意味も含んでいるのではないでしょうか。そのような点も含めて税について良いところも悪いところもひっくるめて教えてくれる税理士を選ぶことが会社の発展にもつながるのではないかと私は考えます。

Q5.世間一般でも相続対策への関心は高まっているように感じます。「ライフプランニングを見据えたファイナンシャルプランニング」とTOPページにありますが、御事務所を選んだ場合にどのようなメリットがあるとお考えですか。

会社や事業経営に関するサポートをすることは当然のことですが、経営者や事業主、そのご家族等の人生設計いわゆるライフプランを加味して会社や事業の顧問をすることが可能です。会社や事業経営に関するお金のことだけでなく、そのバックグラウンドにある人生に必要な資金についてもトータルサポートすることができるということです。
税理士と関わる方は事業を営んでいる方が圧倒的に多いです。通常、顧問契約をすると、顧問契約をしている会社や事業の状況はしっかり指導してもらえるはずです。稀に決算の時しか指導してもらえないこともあるようですが…。それはさておき、たとえ会社や事業を顧問する場合であっても会社や事業経営の先には必ず私生活があります。働いてお金を稼ぐのは生活のためというのも大きな要因ですよね。それは経営者や事業主はもちろん、そこで働く従業員についても同じかと思います。ですから、会社や事業経営の目的は、利益を上げるだけにとどまらず、そのバックグラウンドで会社や事業に関わる全ての方の生活が豊かになること社会貢献も目的と言えるのではないでしょうか。
会社や事業の節税だけを考えていると、そこに関連する相続税や贈与税、固定資産税といった税金や健康保険料、社会保険料が高くなり、せっかく会社や事業に関する税金が節約できたとしても、世帯全体での諸税支出が大きくなり、結果として節税効果がなくなってしまうことがあります。いわば、こっちを立てればあっちが立たず…という状況が起こるのが税金です。このようなことがないように、YUiNAS津田亜希税理士事務所では会社や事業の税務はもちろん、会社や事業に関わる全ての方のライフプランニングを見据えてお金に関するトータルサポート、つまりファイナンシャルプランニングをすることができます。そのために、関連会社である株式会社YUiNASや他士業の専門家とチームを組みお客様のニーズに合わせてオーダーメイドで対応させていただきます。

Q6. 最後にホームページを見て、御事務所へのご相談を検討中の方に一言お願いします。

初回の相談はもちろん、お見積もりも無料です。どこよりも安く引き受けます!とは言えませんがコストパフォーマンスは高いはずです。また、お客様が理解できないような難しい説明も致しません。お客様が理解し、納得して税金のことを考えられるようにお力添えいたします。もちろん、法律に則ってできる限りの節税を致します。皆様の人生が豊かで幸せなものとなることを祈っています。

以下のような方はYUiNAS津田亜希税理士事務所にご依頼いただくことをお勧めいたしません。

  • 何が何でも税金を納めたくない方
  • 自分だけが良ければよいという方
  • 法律違反もバレなければしてもよいと思う方

インタビュー:法律相談お探しネット(https://www.houritsu-navi.com/)

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